暗闇から手を伸ばせ
昨日、さてランニングに行きましょうかねというタイミングでKJHくんから電話が。
ちょっと飲まないかということで、お互い全く異なるサイクルで生活するKJHくんと時間が合うのは奇跡的なこと、急遽ランニングウェアから着替えて三軒茶屋にチャリで向かったのでした。
昼間から飲むなんて素敵!と見つけたお店は、屋根裏風のソファ席があるナイスなビアバーで。
ヒューガルデンを飲みながら、「最近どうよ」的なところから会話をスタートさせていきました。
我々広島人が会うときもはや方言なんてほとんど出てこないのですが、KJHくんとは小学生からの付き合いでネタフリの効き具合が尋常じゃないので、標準語とはいえほとんど暗号みたいな、我々にしかわからない言葉で会話が進んでいきます。
いやぁ、こういうのっていいよね。
排他的(まぁ2人しかいないんですが)ってことじゃなく、符丁によって想像力がバンバン刺激されて話題が数珠つなぎになっていくあの感じ。
最終的に生きる目的みたいな話になって、「家(私なら佐藤家)を格上げしていくこと」という思いもよらない結論に至りました、「それしかすることないだろう」みたいな。
やっぱKJHくんは面白いなー、着地点が距離ありすぎるわ。
そんで会話の途上、「サトーくんまたバンドやんないの?」と訊かれ、「ああ、やるよ。でも全部曲を一新してやりたいのよ」「ほう、楽しみにしてるから」的なくだりがありまして、ああ、やっぱそうだよねと。
場面は変わって過日のすずらん通り、中華総菜とビールが並ぶカウンター越しに、かなり場が暖まった段階でADが「サトーくん、今曲作りなよ」と。
ああ、そうだよね、今だよね。
土曜日かな、晩飯のあと映画を観てたら、面白い映画だったんだけど寝落ちちゃって。
コタツで寝るととんでもない夢を見る、ってわけじゃないんだろうが、天地鳴動な雷が周囲に数百発落ちて死ぬほどびっくりして目が覚めたんです。
いやー、雷ってあんなに落ちるかねとしばらく茫然としていたのですが、早速ググってみると「大きな変化の予兆」と。
おいおいまじかよとやれやれな自分と、でもどっか大変化を楽しみにしてる自分もいました、あ、基本「凶夢」らしく、災い系の変化かもしれないけどね。
でも変化って、することしないとやってこないんだよなぁ、それは実証済み。
ということで、オザケン風に言うと物語の始まりにはちょうどいい季節になったようですね。
重い腰を上げて。
ここに曲作るぞ宣言を高らかに発する次第であります。