布団あります まくらことば活動日記

歌ものロック/ポップスバンド、まくらことばのブログです。

歴史~シティポップス

連休はいかがお過ごしでしたでしょうか、あ、仕事だった人もいますよね、ま、いずれにしてもいい季節ということで。

おはようございます、カープが巨人を3タテ、すっかり上機嫌のサトー@まくらことばです。

 

今年のゴールデン・ウイークはお天気に恵まれました。

私も、よし、この連休は走りまくるぞと気合を入れていたのですが、土曜日あたりから謎のひざ痛……Why?

えー、なんか中高年みたいじゃんヤだなぁ、皇潤とか飲まないといけないのかなぁ、あ、これマジのやつだわ、歩くのも結構ツラい……。

 

というわけですっかり出端をくじかれた格好の私は、おとなしく「翔ぶが如く」全10巻を読み始めました。

なんか最近、歴史(幕末~明治)ブームなんですよね。

きっかけは「花燃ゆ」の総集編を見たら存外面白く、それをきっかけに手塚治虫の「陽だまりの樹」を読み返したらやっぱり面白くて、この幕末の志士たちはその後どうなったのかが気になり始めての「翔ぶが如く」。

司馬先生は脱線が多い書き手ですが、翔ぶが如く」は特にすごくて、基本西郷隆盛が主人公の西南戦争の話なんだけど、戦争が始まるのは8巻らしい(まだ2巻)。

うー、でも司馬先生の場合、その日の天気とかまで調べ上げて書いているから、これは小説というよりは歴史そのもので、脱線にこそ価値があるんだよなぁ。

 

とはいっても全然出かけなかったわけではなく、5日だったかな、ちょっとクルマをとばして水戸まで。

幕末の儒学者藤田東湖先生を祀る東湖神社へ参拝に行ってまいりました。

藤田東湖は西郷も薫陶を受けた大学者で、長州の志士が吉田松陰先生の思想的影響下にあったのと同様、幕末~維新期に多くの傑物が輩出されたバックボーンともいえるお方。

水戸はご存知のとおり御三家の一つ水戸徳川家の土地、当然のごとく幕府側のため明治以降はあまり歴史の表舞台に出てきませんが、安政の大獄を主導した井伊直弼を討ったのも水戸の脱藩士たちでしたし、なにより東湖先生の思想は、討幕側にも幕府側にも大きな影響を与えていたんですね。

 

……ごめん、歴史の話はこの辺で。

 

あ、今月はceroのアルバム「Obscure Ride」が出るんだよね。

新譜が待ち遠しいってのは久しぶりだわ。

来るべきシティポップスブームに備え、我々まくらことばもアップを始めないとね。

まずはひざ完治。