過ぎたるは猶及ばざるが如し
こんちは、サトー@まくらことばです。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とは私が幼少時代より母親にたしなめられてきた言葉ですが、またしてもこの教訓にそむくようなことをやってしまいました。
先日の日曜ですか、午後いつものようにランニングに出たのですが、その日は妙に体が軽かったのと、喉系の風邪から脱して気分が浮かれていたこともあり、「ちょっと余分に走ってみようか」という野心が私の中に惹起しました。
ということで京王多摩川まで行ってそこから引き返し、狛江に戻ってからいつもの世田谷岡本コースを逆に走るという合計20キロのランニングに挑んだわけです。
結果からいえば1時間40分くらいで完走はできたのですが、その後が大変でした。
まず脚が痛い・だるい。
これは走った直後ではなく翌日からじんわりとくるやつで、実は今も少し脚に疲労感が残っている有様です。
そして最悪なのは、新たに風邪をひいてしまったこと。
最初の10キロくらいは体も温まっていい感じなのですが、後半になってくると体の熱気以上にかいた汗が冷えてきて、走っているのに寒いという状態になってきます。
その状態で後半走り続けたものだから、今度は見事に鼻系の風邪に。
月曜日は一日中鼻をかんで使い物にならないダメ社会人になっておりました。
お陰様で今では風邪も治ったのですが、23日はせっかくのお休みなのに養生に充てるというもったいない一日に。
まったく「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、私の性分をよくわかっている母親がしつこいくらいに忠告してくれたのに、少しも理解できていないようです。
さて、そんな馬鹿な毎日を過ごしながら、最近はギターを触る時間が増えているような気がします。
なんか単純に、練習というかギター弾かなきゃね、みたいな気分が。
実は先日、リペア、って言っても特に不具合があるとかじゃなくて、定期的にプロに預けてメンテしてもらったほうがいいだろうなというまあ健康診断みたいな感じですね、そこからES-335が帰ってきまして、すごく弾きやすくなったのでうれしくてよく触っているということもあるかもしれません。
あと2月のライブに向けての練習というか、単純にアコギのテンション感とか弦高に慣れておく必要があるのでアコギも弾いてて、そうなるとなんかビートルズの曲とか弾きたくなっちゃうからソングブックを引っ張り出してきたり、まぁそんな感じで。
そうそう、アコギと言えば、みなさん弾かないときは弦を緩めているんですかね?
というのも、なんかブリッジ近辺のトップ板がビミョーに波打ってないかい?と前から思っていたのですが、先日弦交換の際に内側に手を突っ込んでみたところ、ほんのわずかではあるが板の裏側に亀裂が入っておりまして(泣)、おいおいこれ以上悪化したらやばいぜどーすんのよ!?と若干狼狽しておる次第で。
いやさ、アコギってエレキ以上に弦のテンションが強いけどさ、ブリッジ周辺はめちゃ華奢じゃないですか、やっぱり私は毎回弦を緩めるようにしているわけです。
でも結果ちょっとではあるけどトップにヒビ入っちゃったわけでしょ、みんなどうしてんのかな、なんて。
ていうか毎回弦を緩めるっていうのが逆によくないのかも、物質って緊張と弛緩を繰り返していると弱くなるもんじゃないですか、金属に限らずそうなのかな、なんて。
ということでまたしても「過ぎたるは~」を痛感するサトーなのであります。
ていうかそれ言うんなら、未だ返済の途上にあるギター購入の大借金がそうだよね、と。
考えてみればこの1、2年で軽自動車1台分くらいの金額をギターにつぎ込んでいるわけで、ホントにもうこういう金の使い方はやめようと思いつつ、最近はグレッチとかP-90の載ったレスポールとかオーディトリアム系のマーチンが気になっていて、J-guitarをパトロールしたりなんかして、度し難い性分に振り回されている師走でした。