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布団あります まくらことば活動日記

歌ものロック/ポップスバンド、まくらことばのブログです。

2012年11月17日の歌

こんにちは、サトー@まくらことばです。

最近、いつものジョギングコースで猫の一家の姿を見かけなかったのですが、今日久しぶりに、ガラクタの上でひなたぼっこする猫たちを発見しました。

そうか、いい季節になったから外に出払ってることが多いんだね。

 

さて、アルバム「枕じゃなくて招待状」の話をしつこく続けます。

今回のアルバム、「ここはうまくいったなぁ」という部分もあれば、「ここはこうすべきだった!」みたいな部分もすでに出てきており、まぁそれは課題として次回以降に生かしていこうと思っているのですが、「これは完璧に決まったな」ということが一つあります。

それは全10曲の並びでありまして、この曲順はちょっと、他に考えられないくらいばっちりなんじゃないかと。

アルバムを作ろうとなったとき、単に溜まってきた曲を集めて……というのは絶対にやりたくなくて、一つの流れというか物語が盤全体から感じられるようなものにしたかったのですが、そのために重要なのが曲順です。

私は曲順を決めるのに際して、まずはすでにある曲を、前後の関係も考えつつ、しかるべき場所に当てはめていきました。

私が4曲目を重視していることは以前も申し上げたとおりで、それに相応しい曲もできたのですが、アルバムのどアタマ、1曲目ができるまでは少し手間取りました。

 

いや、1曲目で何を歌うのかについては、かなり早い段階で決まってたんです。

これはもう、あの2012年11月17日の嵐の夜のことを歌うしかないだろうと。

いっそ曲名も「嵐の夜」で決まりだと思い、ずっと歌詞が浮かんでくるのを待っていました。

 

2012年11月17日、私は遊佐くんと十数年ぶりの再会を果たしました。

この辺の事情は今まで何度も書いてきましたので割愛しますが、同時に、これから先多くの時間を共有することになるであろう、そのことがすぐに確信できるような友達二人とも出会いました。

私は、この日のために今まで生きてきたと言っても過言ではないくらいこの出会いに感謝したし、その気持ちは今もますます大きくなる一方です。

 

「嵐の夜」の歌詞はいつ浮かんできたんだっけなぁ……詳しいことは覚えていませんが、アルバムの冒頭にぴったりの曲がやっとできたことに胸をなでおろしたことを覚えています。

私が思春期をささげたバンド、ザ・スミスの1stアルバムは、「リール・アラウンド・ザ・ファウンテン」という曲で幕を開けるのですが、「物語が語られる時がきた」というど直球のフレーズで歌が始まります。

いつか自分がアルバムを作るときは、こんなふうに何の衒いもなく直球を投げ込みたい――その思いに忠実にできてきたのが「嵐の夜」という曲ではないかと思います。

 

実は今回の記事を書くために確認するまで、「嵐の夜」は11月20日だったと勘違いしていました。

でも、そんなのは些細なこと、どうでもいいんです。

あの嵐の夜に始まったすべてを祝福する歌ができたこと、その曲で始まるアルバムが生まれたこと、何より嵐の夜の出会いによってかけがえのない友を得たこと、それだけが重要。

まくらことばの「やさしさと笑顔を集めにいく」旅は、まだ始まったばかりです。