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布団あります まくらことば活動日記

歌ものロック/ポップスバンド、まくらことばのブログです。

Across the Universe

お久しぶりです、サトー@まくらことばです。

 

ようやく、ようやくいい季節の到来、といった感じの東京です。

私も先週までは花粉症~風邪の流れで、鼻や耳の奥に鈍痛のようなものを感じながら重い気分で過ごしていたのですが、今週に入ってから俄然復活、新緑の芽生えるなか、春の素晴らしさを実感している毎日です。

 

そんな中、ちょっとお知らせしたいことが。

はい、まくらことば、またライブやります。

そんで今回は音楽ライブはメニューのひとつにすぎなくて、文化祭的というかフェス的というか、かなり総合的なイベントにしたいなと。

具体的に言うと、例えば3時間の枠があったら1時間くらい僕らで使わせてもらうとして、あとはかなりフリーデザインでいま考え中。

もっと言うと、3時間枠以前の部分も何かやりたい、的な。

ということはですね、自ずとAD色が強くなるわけで、今回は「YUSAフェス」ともいうべきイベント、目下ADがワクドキなメニューを考えているところであります。

 

日時ですが、これはもう確定(でいいよね?)の7月22日、はい、安定の水曜日ですね。

場所はねぇ、これは先方との調整もあるので発表は先にしたいと思いますが、いつもの下北ではなく、あの中央線の雄にして住みたい街ナンバーワンのあの街ですよ、あの街!

我々の根城である小田急沿線ではありませんが、必ずや、ご足労いただいて後悔のないイベントにしたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。

詳細は追って発表していきます。

 

今回、私はちょっと肩の力を抜いて、皆さんと一緒に楽しませてもらおうかな、と。

もちろん、まくらことばではフロントですのでその責任というか役目はきちんと果たすつもりですが、なんていうんだろう、これまでみたいな「聴いてくれ!」感が全然ないんだよね。

なんていうか「音楽やってますのでそれをバックにごゆるりとお過ごしください」というか、「こっちでは音楽やってますのでよろしければお立ち寄りください」くらいの。

なんかそれが今の気分なんだよなー、夏の盛りでおれもビール飲みたいし、みたいな。

 

それでもやっぱり新しい曲は準備しますよ、ってことで今うんうんと曲作りしてます。

ここんとこR&Bとかロック以外の音楽をいっぱい聴いてたんで、なんかなー、うたものって……、みたいな気分になってたんだが、いざギター持ってジャカジャカフンフンなんてやってると、骨の髄まで染みついたフォークで歌謡曲でポップスな自分が出てきて、「あ、やっぱりおれにフロー感は無理かも」みたいな。

考えてみれば、これまでだって「今の気分」+「これまでの蓄積」÷2で曲を作ってきたわけで、結局はそれしかできないしそれでいいよね、あ、でも今までやったことのない何かを少しでも、みたいなところでやってます。

そんでさぁ、これいっつもそうなんだけど、曲作り始めたら必ずあのバンドに立ち戻るというか、自分内ブームが到来するんだよね、そう、今日本にいらっしゃってるあの人のバンド。

そんで毎回ブームの際に自分内ヒット曲ってのがあるんですが、今回は「ノルウェイの森」と「アクロス・ザ・ユニバース」、あ、どっちもジョンだ。

 

ジョンってビートルズ解散後はすごくストレートなメッセージを歌ってたから突き抜けた天才的なイメージが強くてまぁ実際そうなんだが、20代のキャリアであるビートルズでは結構意識的に試行錯誤を重ねた跡が見て取れるんですよ、この2曲はその典型。

ノルウェイの森」は物語仕立てで、場面をつないで映像を喚起するような内容で、現実なのか幻想なのかよくわからないエピソードの感じとシタールの浮遊感が見事にマッチしている。

そんで「アクロス・ザ・ユニバース」は、ジョンの宇宙観というか精神世界を切って出し、みたいな感じ。

ビートルズがインドにかぶれてたのは有名ですが、実際は指導者のインチキ臭さに辟易して(特にジョンが)帰ってきて、「セクシー・セディ」なんて痛烈な歌を作ったりもしてるんですが、インドはさておき、ある種の東洋的世界観というか、無常とか輪廻みたいなものに触れたのはでかかったと思うんですね。

あの当時、物質文明の一番いい時代だった60年代にそこに行くってやっぱり先進的としか言いようがないんだけど、その辺の気分がすごくよく表れているのが「アクロス・ザ・ユニバース」。

だいたいタイトルが凄いでしょ、「宇宙を横切って」ですよ。

この曲の歌詞はジョン自身も気に入っているようで、私も作詞ということだけでいえば、ジョンの最高傑作のひとつではないかと思います。

これねぇ、和訳して意味を味わうのもいいんですが、弾き語りでもカラオケでもいいから、ちょっと歌ってみてほしいんですよ。

意味以前に、発音がすごく気持ちいいというか、言葉とメロディの相性が異常なんですよこの曲。

特に2番と3番に出てくる「on and on」の部分とか、発音するだけでそれこそ宇宙を横切っているような気分になりますよ。

 

と、そんな感じで「アクロス・ザ・ユニバース」ばっかり歌っててなかなか作業が進まないんですが、新曲、がんばるぞェ*1

あ、でもいい季節なんで、納戸にこもってないで街でも歩きたいなー、なんて気分の今日この頃です。

*1:言うのも野暮ですが鈴木蘭々「泣かないぞェ」より