うさぎ的ライブご報告
おはようございます、サトー@まくらTRIBEです。
昨日のうさぎ的事情ライブ、ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
まくらことばのライブと合わせれば通算4回目、特に新鮮味もなく、音楽的にも派手なことは皆無の内容にお付き合いいただき、感謝以外の気持ちを持ち合わせておりません、今の私。
内容的には、うーん、自分ではよくわかりませんが、今までで一番リラックスして臨めたのは確か。
場馴れしてきたってことと、今回はやっぱり安心のパートナー・クボチュウヘイ氏の存在がでかいと思います。
クボチュウ氏は堂々たるキャリアをもつミュージシャンですからね、プレイのみならず精神的支柱としても頼りになる存在なのです。
さて、残念ながらご来場できなかった方もいらっしゃいますので、昨日のセットリストを挙げておきます。
1.嵐の夜
2.季節のはじまり
3.I saw the light(Todd Rundgren)
4.The Apple of my Mind
5.song to KO
6.誰も彼女がわからない
7.灯台守
とまあこんな感じで。
3はうさぎ的事情ならではのやってみた企画ですが、さすがにトッド先生の曲ですからね、やりながら「いい曲だなぁ」と思っておりました。
カバーって難しいよね、オリジナル曲のレベルが露呈されちゃうことにもなりかねないし、でもいい曲をやらないと意味がないし。
でも楽しかったので、うさぎ的の時は今後も1曲、カバーコーナーを設けようかな。
そうなんです、終わった後にクボチュウ氏と話したのは、「コンスタントにやらないとね」ってことで。
今回はサトーの曲でしたが、逆パターン、クボチュウ氏の曲・歌でサトーがギターというのもやってみたいし。
あと若かりし頃の曲に日の目をあてて成仏させる供養コーナーも、実はまだストックあるんだよね。
この前オザケンの歌本をめくりながら適当に弾き語りしてたんですが、欄外になんかコード進行のメモがあるわけ。
そんでそれ弾いてみたら、大昔に作った曲だということが判明して、忘れていた記憶が蘇ってきたのでした。
音楽を再開して思ったこと。
「ライブやりたい!」ってやる側として思ったら、結構できる場所はあるんだよね。
うん、とりあえずライブやるだけなら思った以上に手軽にできるんだってことがわかった。
でも、自分(たち)のやりたいという気持ちだけでいいライブができるはずもなく(もちろんそれがあることは大前提)、わざわざ来てくれて、安くないお金を払ってくれた人に楽しんでもらえるかどうか、来てよかったと思ってもらえるかどうかは本当に難しいなぁ、と。
で、その難しさを知ってしまったとき、「あ、やっぱりおれには無理だな」ってやらなくなっちゃうのか、「リベンジしようぜ!」って更なる研鑽を積むのか、そういう淘汰をくぐり抜けてきた人が"ミュージシャン"なんだろうな。
これはライブに限らず、盤をつくるってことでも同じ。
そういう意味で、まさにミュージシャンのクボチュウ氏と一緒にできるのは本当に学ぶことが多いし、自分もそうありたいなぁと感じた次第です。
ということで、2年くらいの時間が流れて音楽に対するスタンスもちょっとずつ変化してきたし、何よりたくさんの出会いがあって、武田鉄矢じゃないけど思えば遠くに来たというか確実に景色は違ってきたなと。
そしてさらに、ここからもっと違う景色を見に行きたいと思う、北風の強い一日でした。
改めて、ありがとう。