2015年活動計画
おはようございます、サトー@まくらことばです。
えー、プロ野球ファンにとっての正月は、各球団が一斉にキャンプインする2月1日、つまり暦より1か月後ろにズレておりまして、かつてない野球熱にうなされている今年の私は、まだ正月を迎えていない気分なのであります。
しかしまぁ、カープの応援はそれとして*1、まくらことばの2015年活動計画をちょっとぶち上げておこうかと。
まず今決まっているのが、スピンオフユニット「うさぎ的事情」のライブ2/15@モナレコード*2ですが、現在はこれに向けて練習をぼちぼちやっていると。
そんで練習もさることながら、やはりまくらTRIBEの一員ですからグッズ展開は欠かせないだろうと。
ええ、ライブには登場しませんが、グッズに関してはADがガッツリ噛んでおりますので、また何かあるかもしれませんよ……。
そんでEXILE、じゃなかったまくらことば本体のライブですが、ざっくり上半期のうちに1回やりたいなぁ、やろうよ、やります的な感じで話はしてて。
そのライブはですねぇ、ちょっといつもとは違う趣向というか、具体的に言うと場所が違うかな、なんて予感があったりします、しかもかなりいい感じのハコかも……。
で、それに先立ってやっぱり新曲も準備せんといけんだろう、じゃあ盤もないといけんだろうという話になるわけで、逆算するともう曲を作り始めないとなぁ、なんて思いながらとりあえずギターの弦を張り替えたりしてる今日この頃。
やっぱりね、バンドやってる限りは新しい曲を作っていきたいじゃないすか、大変だけどさ。
そんな感じで考えていてそれ以降の予定は特にないんですが、まあ下半期にもライブ1本できればいいかな、くらいのことは思っております。
あ、でも下半期はカープがCS~日本シリーズ出場の時期と重なるから頭の中は野球一色かもしれないし、なんとも言えないですね、はい。
ところで最近は私も一応現役バンドマンということで、今の音楽聴かないとな、なんて思いから若い人の音楽もよく聴くようになったのですが、去年あたりから「これは素晴らしい!」「すげぇいい!」というバンドが増えてきました。
とくに先日の記事でも触れたきのこ帝国とかceroがすごい好き。
ceroの昨年12月にリリースされた『Orphans』、あれはちょっとマスターピースですね。
音楽では食えないと言われて久しい昨今、それでも次から次へと若い人がいい音楽を生み出している……その才能と行動力に嫉妬と羨望を覚えずにはいられませんが、そういった若くて才能溢れたバンドのバイオグラフィーを覗いてみると、皆さん一様に短くない活動歴をお持ちなんですよね。
結成から5~6年はあたりまえ、若くても10年選手のバンドがたくさんいてけっこう驚いたりします。
俳優の浅野忠信さんは映画『青春デンデケデケデケ』に出演した際、エド山口さんからギターの手ほどきを受けたらしいのですが、それまでに少しギターをかじっていた浅野少年はエドさんから「君も音楽やっているの? じゃあ絶対に続けるんだよ」と声をかけてもらい、その言葉にすごく励まされたそうです。
あ、そういえば私も二十歳くらいの頃、今までも折に触れて話に出てきた例のメンター先輩と夜通し家でギターを弾いたり音楽聴いたりしてていつの間にか寝落ちしてしまったことがあったのですが、朝目を覚ますとコタツに書き置きが残されていて、「少年よ大志を抱け」的な言葉と「Keep Rolling」的な、とにかく「続けるんだぞ」というメッセージをもらった記憶があります。
音楽やってて何が難しいかってやっぱり続けることだとホントしみじみ思うのですが、才能なんかなくても続けていればいつかいい曲をモノにすることができるんですよね、それこそ神様からの贈り物みたいに。
ていうか続けることができるってのが音楽の才能なわけで、そういう意味ではすごくフェアなんだよなぁ、と思ったりします。
東京事変に『能動的三分間』という名曲があって、あれは「時間は誰にも平等」というめっちゃ根源的なメッセージが込められていたと思うのですが、等しく与えられる時間の中でどれだけ音楽と向き合っていけるかってことが、たぶん名曲を手中にするポイントなんだろうなとかすごく思っていて、昔気になっていた"天賦の才"みたいなことは最近はほとんど考えなくなりました。
ま、赤いメガホンとギターの両方を抱えながら、2015年も続けていこうと思います、まくらことば。
今年もよろしくお願いします。