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布団あります まくらことば活動日記

歌ものロック/ポップスバンド、まくらことばのブログです。

中の人対談part2

サトー「えーっと、『前線が君を憂鬱にさせるんだ』かなここは……」

佐藤「よっ、おはよう! 今日もバカか? 何やってんの?」

サ「なんだよ連日! しかも車寅次郎のサンプリングかよ。何やってるってさぁ、アンタがはよ書けっていうから歌詞を書いてたんじゃないか」

佐「あそう。まぁいいじゃんそんなのいつでもできるよ。それよりさ、テラスハウスについて君の見解を聞いておこうかなと思って」

サ「だからテラスハウス、通称テラハについては何も知らないって! 何なんだよその絡み。だいたいこのフォーマットがそんなに気に入ったわけ?」

佐「まあね、なんか楽しくてさ。あのね、テラハについては私も何も知らんのだけど、観てない・知らないってリアクション含め、なんか一言いいたい的な雰囲気がすごく感じられて。それってあいのりの時もそうだったよね」

サ「確かにそれはあるわな。『知らね』とか『一回も観なかった』とかをわざわざ書き込む奴らがすごくいた。あと、これは運営サイドのテコ入れなんだろうけど、やらネットでテラスハウスっていう単語を見かけて『何なのコレ』って中年世代まで思ってたんじゃないかな。そもそも……」

佐「(サを遮って)恋愛バラエティって必ず話題になるというか規模は怪しいけど熱狂的なファンを生むよね。ま、ここに『ねるとん』とか『鎌倉恋愛委員会』を含めるかどうかって話もあるんだが」

サ「鎌倉恋愛委員会! あれすごい短命だったけど、当時中学生だったおれはイヤーな感じで記憶収納してるわ。学校で席の近かったOさんが『昨日カマレンみたー?』とか話してて、Oさんってすごく性格がよくて誰とでもカジュアルに話せる人でおれにとってはお姉さん的な眩しい存在だったからさ、なんか逆に自分のガキっぽさが浮き彫りにされたようで『うー』みたいな気持ちになった」

佐「その頃君はあれだもんな、小学校の裏山でサバイバルゲームと称してBB弾乱射してたもんな。Oさんとの精神年齢差はすごかっただろうね」

サ「やかましいわ。だからね、なんか恋愛バラエティって『自分には何がオモロいのかわからんがどっかで確実に受容されてるんだろうな』という思いを惹起するもんがあってさ、そんで取り残され感というか、みんなよろしくやってんだろうなチクショーって思いを抱かせるんだよね」

佐「あの、駅南口ロータリーでバス旅行に行くリア充集団を目撃したときの、全身の血が逆流する感じね。それは確かにあるかも」

サ「だからネットにカキコしてるようなタイプの奴はさ、『なんだよあいつら』的なやっかみも含め、なんか石を投げたい気分になるんだろうね」

佐「聞くところによるとテラハってのは演出がオシャレでさ、なんかサントラCDとかも出ててそれなりに売れてるらしいよ」

サ「なんか出演者はモデルとか半芸能人みたいなのらしくてさ、美男美女揃いという。そりゃネット民には一番癪にさわるわな」

佐「ところでさ、誰が言い出したのか知らんけど『テラハ』っていう略称がなんか触ってこない?『あ?』みたいな気分に」

サ「それはたぶんネットニュースの見出しに収めるために略されたんだろうけど、消費者じゃなくて運営サイドが自ら略称を言い始めるパターンってなんかヤだよね。ファミマとか、自分で言っちゃうかね」

佐「ファミマはたぶん若い人が言い始めたのを当事者が自称し始めたんだろうけど、最近イラッときたのは『シマホ』。袋とかにもでかでかと『シマホ』ってあってさ、なんか『これで覚えてください』みたいな意図がすごい押しつけがましい」

サ「そんでさ、それを決める時の会議とか想像するともう噴飯ものだよね。『ユーザーフレンドリーなコーポレートイメージ』とか『ブランドロイヤルティの向上』とかビジネス横文字が飛び交ってさ、MBAホルダーのコンサルタントが『ブランド戦略のご提案』みたいなpptでプレゼンしてさ、たたき上げの役員たちはよくわかんないんだけど『うむ』みたいな重厚さを醸し出してて。もう一生やってろって感じ」

佐「それにくらべると社長自らが広告塔になってたりキャラ化してるとこってあるじゃない、アパホテルとか白木屋とか。あの辺って胡散臭さとブラック臭は半端ないけどなんかほのぼのしてていいよね、馬鹿っぽくて」

サ「そうね。絶対就職したいとは思わないけど、どーしょーもねーな、まったくという境地には至れそう。井脇ノブ子を憎めないあの感情ね」

佐「最初の話に戻るとさ、テラスハウスとかその手の物件ってなんていうんだろう、井脇ノブ子感が足りないよね、とどのつまり。たぶん番組内にはいじられキャラとか愛されキャラみたいのが仕込んであるんだろうけど、そんなんじゃ井脇ノブ子にはなれない」

サ「かっこつけるとかいい感じってのはさ、やっぱり背伸びとか無理してる感じがほしいんだよね、どっかtoo muchなところがないと愛せない。だから『オシャレでいい感じ』みたいなのを素でやられるとさ、ざわざわするもんがあるというか石を投げたくなるってことだろうね」

佐「最近また『あぶない刑事』のDVD観てるんだけどね、やっぱりどう考えてもおかしいのよファッションが。タカのコートとかすげえビッグシルエットでさ、いかに常人離れしてるかという尺度だぜあれ。ユージの歌う挿入歌とかさ、構成要素すべてがtoo muchだよもう」

サ「うん、もう直視できないくらいなんだけど、それが結局本当にカッコいいというね。ま、われわれはテラハ一回も観たことないわけだけども(笑)、そんな感じでまとめておきますかね」

佐「……さすがにこれはまずいよ、ADに怒られるんじゃないの、どうでもいいにもほどがあるって」

サ「……そうだね。じゃあ10月になったことだし、この季節にふさわしい曲でも紹介して終わろうか。えー、デイブ・ブルーベック・カルテットで『Strange Meadow Lark』」

佐「なにそれ、あんたがテラハ的にカッコつけてんじゃん」


The Dave Brubeck Quartet - Strange Meadow Lark ...