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布団あります まくらことば活動日記

歌ものロック/ポップスバンド、まくらことばのブログです。

あるピアニストの馘首とライブ詳細のお知らせ

おはようございます、今朝はこの秋一番とも言える冷え込みに、さすがの暑がりも背中を丸めて身支度を済ませました。

ついこの前まで蒸し暑かったので信じられませんが、冬に向かっていくこの清廉な空気がたまらなく好きなサトー@まくらことばです。

 

さて、土曜日夜は恒例のスタジオ練習@下北沢でした。

この日、台風直撃で雨が降ることを予想していた私は、大事なメンバーと機材が濡れないようにバンドワゴンを出そうと駐車場を予約していたのですが、午後から雲の切れ間に青空が見えるような天候回復。

ただ、せっかくクルマを出すのだからと、マイスタジオに鎮座するシンセを持ち出し、ハッチバックにぶち込んでスタジオに向かうことに。

ライブの見せ場にサトーのピアノ弾き語りをもってこようという究極のカッコつけ計画、さぁ練習するぞ!と意気込んだわけであります。

 

いざ練習、「今日はちょっと、『関東文化系少女』を演ってみようか」とピアノを弾きつつ歌う私に、メンバーからは、

「あれ、サトーくんってそんなにピアノ下手なの? 音源はちゃんと弾けてたけどあれは何、100回に1回の奇跡なわけね、ふーん……」

「だからぁ、右手と左手が近いんですって! なんならスコア起こして私が弾きましょうか?」

「……ギター歪ませてアレンジしてみます?」

と様々な声が上がってきたのであります。

(それぞれ誰の発言か、言わずもがなですよね。あけみ嬢の健気さにおじさん涙しそうだよ!)

 

総合的判断としては、「サトーのピアノは人前で弾く水準にあらず」ということに。

かくしてこの10月26日という日は、私にとって「ピアニスト解雇の日」として屈辱の記憶とともに永久に刻まれることになったのでした。

もうね、もしおれがプロ市民だったら、毎年この日には「10.26総決起集会」と銘打って、「不当解雇断固糾弾!」とか「働くものの権利侵害をゆるさない!」とかプラカードこさえて、官邸周辺をデモしちゃいますけどね、ホント。

 

さてこうなったら「関東文化系少女」をどうすっぺ、という現実問題に対処する必要があるわけですが、考え得る策としては、

①サトーがピアノを猛特訓、人前で弾ける水準までもっていく。

②通常のギター編成で演るべくアレンジを考え直す。

③別の曲に差し替える。

がありまして、土曜日の段階では②でいこうか、という話になったのですが、ライブまで1カ月を切ったこの段階で最もメンバー負担の大きい③をひそかに画策しているサトーなのであります(ゆめゆめピアニスト馘首の恨みつらみじゃございませんよぉ、ぐふふ)。

 

そう、あと1カ月に迫ってきたんですよ、まくらことばの初ライブ!

先日モナレコードさんから詳細のご連絡をいただきまして、皆様にもお知らせしたいと思います。

11月27日水曜日は4組の出演なのですが、わがまくらことばの出番はと言いますと……

そう、小林幸子和田アキ子が毎年競い合うあの黄金ポジジョン、トリなのであります!

……いや、この日はね、他の演者さんが一人弾き語りの方ばかりでバンドはウチだけなんで、その辺の機材的・セッティング的事情からこうなったんだと思いますけどね。

とまれかくまれ、モナレコードさんのご配慮には最大限の感謝を申し上げる次第であります。

具体的なタイムテーブルですが、まくらことばの開始時刻は21:30分となっております。

さぁみなさん、これで「当日は仕事で……」という言い訳も通用しなくなりましたよ、我々もトリで組んでいただいた以上、集客の責任がございますんでね、「本当に来たい人だけ……」という前言をひっくり返してでもモーレツ営業モードに突入する、と。

 

チケット料金は前売り1800円(当日ドリンク代500円が別途必要)ですが、自らにプレッシャーをかける意味でも、「お友達ディスカウント」は一切行いません。

その代わりと言ってはナンですが、前売り券ご購入者にはまくらことばステッカー(現在鋭意作成中!)を差し上げますのでどうぞお楽しみに。

また当日は、会場にて各種グッズも販売予定(言っちゃったよ、AD!)ですので、そちらもお楽しみにしていただければと思います。

チケット購入方法についてはまた改めてここでお伝えしますが、予約のご連絡がありましたら、makurakotova@gmail.comまでお気軽に。

 

さて、最後に。

今朝のニュースで飛び込んできたルー・リードの訃報には本当に驚きました。

私がヴェルヴェット・アンダーグラウンドを初めて聴いたのは十代の終わり頃だったと思いますが、それまで聴いたことのあるどの音楽とも違う感触だったことを覚えています。

後にそれは、ビートルズリバプールの音であり、ジャックスが東京の音であるように、ヴェルヴェッツはニューヨークの音だったんだな、と気づきました。

そう、テレヴィションやパティ・スミスに連なる“NYCサウンド”を初めて聴かせてくれたのが、ヴェルヴェッツでありルー・リードだったんだなと。

NYCサウンドは本当にクールで、かっこよくて、私の音楽受容回路をぐっと拡げてくれたように思います。

 

Watch out, the world's behind you(気を付けろ、お前の後ろにあるその世界に)――もしかしたら“Sunday Morning”に旅立たれたルー・リード氏のご冥福をお祈りするとともに、彼の作品を改めて聴いてみようと思う月曜の朝です。