布団あります まくらことば活動日記

歌ものロック/ポップスバンド、まくらことばのブログです。

健康お悩み相談

あのー、きわめて個人的でどうでもいいことなんですが。

 

いつ頃からだろうなぁ、たぶん今年に入ってからだと思うんですが、すごく早くに目が覚めてしまい、それから眠れないのですよ。

以前は飲んで帰った日限定の現象で、それならまぁ許容できるかと思っていたのですが、最近は飲んでる/飲んでない関係なく、毎日2時とか3時に目が覚めてそのまま朝まで眠れず……。

もともと「おれは朝型人間だ」とか吹聴してたんだから願ったり叶ったりじゃないか、という声もあろうかと思いますが、いやね、実際フツーに会社勤めしてる人間が、2時とか3時に目が覚めちゃったからといって、そっから切り替えてなんか活動的にやるって無理ですよ。

できれば朝まで寝たいとまんじりともせずベッドの中にいるのですが、全然眠気がやってこないので枕もとのスマホを手に取る。

そうなるとディスプレイの光でいよいよ本格的に覚醒してしまい、朝まで下らんことを検索したり、「東京カレンダー」の記事を読んでみたり、そんなことをしてるうちに空が白んできて……。

健康的観点から言っても時間活用的観点から言っても、早すぎる目覚めは何の得にもならんのです。

 

今日も3時くらいに目が覚めて、これはいよいよヤバいかなぁと思い、(これがよくないんだけど)スマホ不眠症について調べてみたら、寝つきが悪いだけでなく、私のように予定より早く目が覚めてそのまま眠れないのも立派な不眠症とのこと。

不眠症の原因は多様だが、簡単に言うと交感神経と副交感神経のバランスがおかしくなっている。

つまり活発さとか興奮を司る交感神経が、休息とかリラックスをもたらす副交感神経に比べ優位な状態になっているということなのです。

人間のバイオリズムでは、睡眠時すなわち夜は副交感神経優位になるはずなのに、何らかの要因でそうはなっていない。

うーん、おれ四六時中興奮してるんだろうか、なんか性犯罪者みたいでイヤなんだけど……。

 

これねぇ、大げさじゃなく毎日そうだから、だんだん日中のパフォーマンス低下という事態になりかねない。

まいったなぁ、ていうかなんでおれ興奮してるんだろう……。

真剣に悩んでる今日この頃です。

春雨に聴きたい

せっかく桜が咲いたというのに、雨模様が続きます。

春というにはまだまだ肌寒い日々の中、雨に濡れた街はくすんで見えるかもしれませんが、1枚のレコードが憂鬱を消し去ってくれることもあって。

春の雨の日に聴く音楽は、しっとりしているけど軽快さもあって、ときにエモーションを感じられるようなものがいい。

そう考えたとき、私はマリーナ・ショウの「Who Is This Bitch, Anyway?」をおすすめします。

 

1974年にブルーノート・レコードから発表されたこのアルバムは、間違いなくマリーナ・ショウの代表作であり最高傑作です。

ジャズシンガーとして名高いマリーナですが、このアルバムは完全にジャズファンクで、いわゆるモダンジャズとは全く異なるグルーヴィーな音像は、典型的な70年代の音といえるでしょう。

手練れのミュージシャンが多数参加したアンサンブルは極上の一言につきますが、やはり聴きどころはデヴィッド・T・ウォーカーのギター。

超売れっ子セッションマンであったデヴィッドTですが、このアルバムとAORの記念碑的名盤、ニック・デカロ「Italian Graffiti」 で聴くことのできるプレイは、唯一無二のギターサウンドを堪能させてくれます。

 

Who Is This Bitch, Anyway?」は一つひとつの曲の粒立ちがよく、どの曲も聴きどころたっぷりの佳曲ぞろいなのですが、なんというかトータルで非常にまとまりがあって、一枚を通しで聴きたくなるレコードです。

私はこのアルバムを聴いていると、都会に生活することの素晴らしさを感じます。

雨に濡れたビル街、タクシーのテールランプが続く大通り、地下に続くバーのエントランス、遊歩道を埋めつくす桜の木々……そういった東京の光景が次々に浮かんでは脳裏をかすめていくのです。

今ウチにはターンテーブルがないのですが、アナログで持っていたいアルバムの代表格かもしれません。

さて、2周目を聴くことに。

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今日は4月1日

昨日ですか、あまりにも花粉症がひどくて自分が使い物にならないので、あんまり気は進まないのですが鼻炎薬を飲んだのです。

そしたら仕事中に暴力的な眠気に襲われて、「いかんいかん」と持っていたバタフライナイフで自分の太ももを刺したのですがそれでもまだ眠いので、ちょっと気分転換に会社の近くで飼育している馬の様子を見に行きました。

 

馬小屋をのぞくと、昨日まで仔馬だったはずなのに立派なケンタウロスに成長していて。

そいつが弓を引いて私を狙ってくるので、HPの消費を最小限に抑えようと近くの防具屋に鋼の盾を買いに行きました。

他にもミラーアーマーなど防具一式を買って装備し、守備力を上げて東京ドームのあたりを歩いていたら、昔からの友達の高橋由伸くんにばったり出くわしました。

最近何してるの?と尋ねたら、何でも今年から巨人軍の監督をやっているというので、「何それ面白そうじゃん、今度おれも試合出してよ」と言ったら、「いいよ、今度の試合、相手は9人なんだけどこっちは8人で困ってたんだ、サードでよかったら」ということで来月巨人軍に入団することになったのです、契約は出来高払い。

 

由伸と別れてから仕事に戻ろうと思ったのですが、春の陽気にさそわれて今日はもうどっかいっちゃえーという気分になり、ちょうど「あぶない刑事」でタカがよく出くわすように鍵のついたスズキGSX-Rが停まっていたので拝借し、そのままツーリングに出かけることにしました。

首都高速を時速300キロで軽快に飛ばしていたのですが、あ、いけね、今日は「テラスハウス」のDVDを返却しなきゃいけないんだったと急遽帰宅。

家に帰ると、この前合鍵を渡したGENKINGがいてクックパッドを見ながらぬか床を仕込んでいる最中だったので、「おまえそんなとこで何やってんだ、女房気取りか!」と逆ギレをかましてみたら、GENKINGかと思った人物は佐山聡で、「俺が思いっきり蹴れって言ってるのになんで蹴らないの? なめてんの!?」と恫喝され、あわてて逃げ出したのです。

 

まいったなー、今頃ウチに帰ってもすでにシューティング道場になってるだろうなーと困り果てた私は、ふと目に留まったナンバーズの店舗に入り、その場でスクラッチしてみたところ、なんと6億円を当ててしまったのです。

やったー、今日はツイてるぜ! よし、今日からホテル暮らしだ!

前から泊まってみたかったホテルニュージャパンに長期滞在しようと、悪そうな奴らとだいたい友達だった時代に知り合ったzeebraに電話を掛け、「パイセンのグランパがやってるホテル、泊めてくださいよー」とマイメンなお願いをしたら、「今ケンジと会ってるから」とすぐ切られてしまいました。

なんだよ冷てぇなあ、上等だよ!と思った私は、「公開処刑」のトラックにシャズナの「Melty Love」をミックスしたビートにのせ、パイセンをdisるリリックを一気に書き上げました。

ということでまくらことばの2ndアルバムは、J-Rap史上に残るビーフ作品になるかもしれません。

フリースタイルダンジョン

クボチュウ氏に「面白いから」と勧められて見始めた「フリースタイルダンジョン」に最近ハマっています。

これはラップのフリースタイルバトルの深夜番組で、チャレンジャーがモンスターにバトルを挑むという形式なのですが、勝ち抜きで賞金が積み増しされ、モンスター側のラスボスにはあの般若が控えているのです。

ほとんどがようつべにアップされているので私はそちらで観ているのですが、いやー、面白いですねぇ。

 

私、日本語ラップって好きでよく聴いてる(昨夜もブッダブランド聴いてた)のですが、フリースタイルバトルについては「ああ、そういうのもあるんだ」みたいな感じであまりなじみがなかった。

というか、日本語のラップって今相当すごいことになってるので、きちんとストーリー性とか説得力のあるライムが聴ける盤の作品のほうが好きなのです。

桜井翔のラップは「サクラップ」として有名ですが、彼はサクラップの中でフリースタイルバトルに対し、「そんなに罵り合って何になるんだ?」といういかにも育ちの良い疑問を呈しているらしく、私もまぁそれに同意というか、ディスり合ってもなぁみたいな印象は持っていました。

もちろん、即興で言葉を紡ぐ、しかも韻を踏むとかテクニックを織り交ぜていくというのはすごいことだと思うし、バトルの中でしか研鑽されない表現もあるとは思うのですが、行き着く先がなんかむなしいというか、「ここがお前の墓場だ」みたいなこと言ってもなぁ墓場じゃねえし、みたいな。

ということで、ヒップホップは好きだけどバトルにはあんまり興味がなかったのです。

 

「フリースタイルダンジョン」は、そんな私の先入観を見事に打ち破ってくれました。

もちろん、「この人性格悪いなー」というライムもあるのですが、それとて一つの芸風というか、上手いこと言うもんだと感心させられることしばしで、彼らの技術の高さに唸らされるのです。

もちろん、有り体なストックフレーズをつなぎ合わせたようなライムはリアリティがなく、審査員もそういうラップには点を入れません。

強いラッパーは反射神経に優れているだけでなく、豊富なボキャブラリーやユーモアのセンス、日本語に対する感性が備わっていて、一つの作品として鑑賞できるレベルに達しているライムもあったりします。

 

そんな感じで面白さに魅了されていくなかで、ちょっと感動というか、涙が流れてきたものすごいバトルがありました。

それは番組ファンの間でも神回と呼ばれている、池袋のラッパー焚巻(たくまき)とラスボス般若のバトルで、これはヒップホップ好きでなくても必見の内容となっています。

焚巻は高速ラップを得意とするスキルフルなラッパーなのですが、言語感覚やボキャブラリーも相当のものがあり、次々とモンスターを倒していきます。

そしてついに、8年ぶりだったかな、般若をフリースタイルバトルに引きずり出すのですが、このバトルがまぁすごいのよ。

ディスり合戦とは全く別次元の、エールの交換とでもいうべき熱いバトルで、己の生き様をラップしあううち、独特の磁場が生まれてくるのです。

審査員のいとうせいこう氏は「『ロッキー』観てるみたいだった」と感想を述べられましたが、まさにあの、ロッキーとアポロのお互いをリスペクトし合う者同士の死闘が繰り広げられていました。

百聞は一見に如かず、ぜひご覧になってください、この回はマジで凄いです!

備忘録 早春編

花粉症がピーク&足首の痛みでひどいことになってます、サトー@まくらことばです。

もうね、ホント拡大造林したやつ、東京裁判的なのにかけてやろうぜ。

足ぐにったのは自業自得なんで怒りのやり場がないんですが……。

ということで備忘録早春編。

 

・ある音楽本を読んでたら、ドナルド・フェイゲンが詞先・曲先問題に触れていて、両方のパターンから曲が出来ることはあるが、詞先でできた曲の方がクオリティが高い場合が多い、みたいなことを言ってて「やっぱりね、フェイゲン先生も!」と膝を打つ思い。ということで作曲もそこそこに、まずは作詞でうんうん言ってます。

 

・ふと、小学生の頃に親戚のおっさんに連れて行ってもらった「サンパーク日名内」という遊園地を思い出して検索してみたら、案の定潰れてた。サンパークは遊園地というよりは自然公園みたいな感じで、ロッジとかがあってキャンプしたりサイクリングしたりみたいなところだったんだけど、なぜかそこで兄ちゃんと2人謎の合宿に参加した記憶。ツーリングかアマチュア無線か、その両方かのサークルの合宿で、兄ちゃんと2人でチームを組み、オリエンテーリングやってみたり。親戚のおっさん以外は全く知らない人ばかりのどアウェーで、いきなり帰りたくなったんだよなぁ。なんで行ったんだろうか、今度兄ちゃんに会ったら訊いてみよう。

 

・というのも、4月に兄ちゃんが結婚式を挙げるので、私は数少ない新郎サイドの参列者として呼ばれている。お嫁さんは兄ちゃんより一回り若く、つまり私よりはるかに年下の姉さんになるわけで、世の中ってのは奇妙なもんだなと。結婚式に出るのは、まくらことば臨時ドラマーをやってくれたナカミツくんの以来2回目で、いかに自分が友達が少ないかということだろう。ブーケトスとかやるんじゃろうか。

 

・そのナカミツくんが素晴らしいことに、野球チケットの話を今年ももってきてくれた。抽選なのでまだわかんないけど、最近はこっちでのカープ戦、チケットがすぐに売り切れちゃうのでホントありがたい。持つべきものは野球チケットにコネがあって野球に興味ゼロの友達だなぁ!

 

・まだまだ寒いし花粉がピークで死にたくなるけど、冬が終わりつつあるのは確か。陽気にさそわれて晴れた休みの午後なんかにエアーで音楽を聴くことが増えてきたんだけど、圧倒的にケイクが気持ちいい。ああいう湿度の低い、音数の少ない、そんでいてグルーヴの豊かなロックがやりたいなぁ。

 

・人に聞いた話では、白髪というのはある時期まとまってどばっと出てくるものらしいが、右側頭部に複数の白髪が。今までは見っけたら引っこ抜いてたんだけど、もうそれじゃ対処できなくなりつつある。であれば、教授みたいなのを目指す!

 

・パキラがいよいよやばいことになってきて、現存する葉の半分が枯れる兆項。折に触れて水をやったり陽に当てたりしてはいるけど、今のウチは1階で日中はカーテン閉め切ってるから、以前に比べ日照不足なのは明らか。なんだけどちっちゃい芽も出てきつつあり、それは希望の光として育てていきたい。

 

・3回目の小津ブーム到来。昨日は「秋日和」を観た。観るごとに新しい面白さが出てきて、声を出して笑ってしまう場面もいくつか。「秋日和」は「彼岸花」とかなり共通のセットを使っているし、名優・佐分利信をフューチャーしていることも同じだけど、似てるようで違う部分を楽しむのも良し。しかし小津はなぜ、「年頃の娘を嫁にやる」という同一テーマの映画を何作も執拗に、かつ驚異的なペースで撮り続けたのだろうか。小津自身は生涯独身だったが。

 

・明日から野球が始まる。今年は賭博問題とか水を差すニュースが出て多少嫌な気持ちにもなったけど、あの一喜一憂の日々がまた始まると思うと自然と胸が躍る。なんでも昨晩広島RCC(TBS系列)では、全国ネット番組を押しのけてゴールデン3時間をカープ開幕特番にあてたとか。こういうの聞くと、地元が羨ましくなるんだよなー。

 

・今後のバンドの一つの方向性として「ダブっぽい感じにしたい」というのがあって、にしちゃおれダブのレコード持ってないなぁと思い、クボさんにリー・ペリーのアルバムを借りる。部屋を掃除しながら聴いてるとすごくいい感じ。

 

・毎日行ってるスーパーの、超お気に入りの切り干し大根、具のさつま揚げがちくわに替わってた……。これは自分にとっては明らかなグレードダウン。結構ショック。

 

・明後日土曜日こそ、溜まりまくってガスコンロの周りでボーリングのピンみたく乱立しているキレートレモンの空き瓶を捨てる!